Mintgreen5 Blog

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Remembrance Day

11/11の今日はRemembrance Day(英霊記念日)という大切な日。

1918年11月11日に第一次世界大戦が終結した記念として制定されました。

元々イギリスで制定されたこの日ですが、カナダは英連邦加盟国なのでカナダもこの日に追悼行事が毎年行われます。

そして今年はちょうど100年目の年。

そんな大切な日にそして年に、日本人の私が追悼行事に行って良いものかと正直迷いました。しかし、国に関係なく戦没者の方々を追悼する気持ちを大切にしたいと思い、参加というか拝見させて頂きに行って参りました。

まず私が向かったのはダウンタウンのUnion StationからUniversity Ave.で行われたCanadian Armed Forces Remembrance Day Parade

500人のカナダ軍の方々が第一次世界大戦の際に兵士が帰還した時のような行進を再現したものです。

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 そして途中から32隊の250名はOld Coty HallのRemembrance Day Ceremonyへ、他のオンタリオ州周辺の連隊の250名はQueen's Parkへと分かれます。

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私が向かったのはQueen's Parkで行われたQueen's Park Ceremony og Remembrance

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みなさんも私もパレードを横目に見ながら一緒に移動しました。

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 流石に式典中に写真を撮るのは不謹慎なので一切撮らなかったので、どのような式典だったのか下の動画をご覧いただくと全て観られますのでぜひご覧ください。

ご覧頂くと分かるのですが、オンタリオ州首相Doug Ford氏も参列されておりました。

 

 

最近ロイヤルファミリーの方々の記事を読まれた方は写真を見て胸元の赤い花に気付かれましたか??

つい先日、こちらで更新した記事でもCarly Rae JepsenとJohnny Orlandも身につけています。

これは赤いポピーの花で戦没者の象徴とされており、退役軍人・戦没者福祉団体への募金者の返礼としてこのブローチが渡され、それを皆さんは胸元に身につけこの時期を過ごし、そして追悼行事の会場でリースの所にそのブローチを供えることで追悼を意味するみたいです。

街で身につけている方々を見かける度に、今の自分たちがあるのは戦没者の方々が命がけで戦ってくださったお陰だと感謝の意味も込めて追悼しているような感じに私には思えて何だか素敵だなと思いました。

 

 

 

今まで学校の授業や書籍、映画、テレビ番組などを拝読、拝見したりして戦争や戦争の悲惨さについて学んできましたが、やはり実際に体験していないので本物の戦争というのを私は知りません。

出来ることならばこのまま戦争が起こることなく一生が終わればと願っております。

それでも世界では今でも戦争をしている国があり、その中で日々命がけで戦ったり、暮らしている人々がいらっしゃいます。

戦争で得られる物事の価値よりも人々の命の方が余程大事だと私は思うので未だに戦争が行われている国々に対して理解に苦しみます。とても。

そう思えるのも私が今生きている環境が戦争とは無縁だからであり、それは本当にありがたいことです。

ですが、もしかしたら何かがきっかけで起きてしまうかもしれません。

”確実に”起きないとは言い切れないのがなんとも悲しいことですが。

そうならない為に自分に出来る限りのことをしつつ、この命を大切に生きていきたいと思います。