Mintgreen5 Blog

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OCAD University Graduation Exhibition

昨日になりますが、OCAD Universityの103回目のGraduation Exhibition(卒業制作展覧会)に行って来ました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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まず始めにOCAD Universityとは??っという感じだと思うので少々説明を。

オンタリオ州立芸術デザイン大学(The Ontario College of Art and Design University)は1876年にオンタリオ州のアーティスト組織によって設立されました。それまではオンタリオ芸術学校と呼ばれていたのですが、1912年に法人化されオンタリオ州立芸術大学になりカナダで初めて商業分野においてのプロのアーティストを育てる教育学校になったそうです。そして1996年に名称が今のオンタリオ州立芸術デザイン大学になり、デザインの勉強を幅広く行うようにもなったそうです。卒業生にはThe Beatlesのアニメ映画『Yellow Submarine』の監督George Dunningさんがいるみたいです。

 

まず会場に入ると案内図が。6階建てでそれぞれ分野に別れて展示されているとのことで上から順番に見ていこうとまずは6階へ=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)

教室にそれぞれ展示がされていたのですが、教室の窓の位置が日本とは全く異なり独特な感じで配置され、形も異なっており、それをうまく利用して作品を展示している学生の方がいらっしゃってなんか日本の芸術大学との違いをまずそこで感じました。さらに階段の所も様々なアートが施されていました。

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というかここの大学、オンタリオ美術館(通称AGO = Art Gallery of Ontario)のすぐ裏にあるので環境からしてすごいなと。授業後に美術館の展覧会に寄れるなんて羨ましすぎるなと思いました(笑)

話を戻しまして、この卒業制作展でまず感じたのは学生それぞれが自分の世界観をしっかり持っていて、それをきちんと作品として表現している所が本当に素晴らしいなと。それぞれが決められたスペースを自分色に染めており、私もこうやって自分の個性を出せたら良いなぁ〜なんて思いました。

発想が斬新な作品、考えさせられる作品、細部までこだわりを感じる作品などなど盛りだくさんで見ていてお腹いっぱいになってしまいました(。☌ᴗ☌。)もちろん日本から影響を受けている作品もありました(° ꈊ °)✧˖°

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そんな学生たちの作品を企業の方も見にくるのだそうです。だからか学生たちの中には自分の作品の所にいて説明をしたりしておりました。また、作品の横にあるキャプションには自分の作品のタイトルと名前だけでなく、メールアドレス、ホームページのアドレスまで皆記載されておりました(ᵒ̤̑ ₀̑ ᵒ̤̑)そして名刺もそれぞれ置いてありました(ᵒ̤̑ ₀̑ ᵒ̤̑)

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そうやって自分の作品が仕事に繋がるようになっていたので、なんだか卒業制作展とは言え、学生たちにとっては集大成の作品をただ作るのではなくこれも一種の就職活動なのだなと。

また、学生が制作した印刷物や焼き物、雑貨等も販売しておりました。

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この展覧会を見終えた私は、なんだかとてもすごいパワーをもらった感じがしました!!未来にすごく希望を持っている学生の気持ちが伝わって来たからでしょう。

私もまだまだ諦めずに頑張らなければ(๑˃̵ᴗ˂̵)و

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