GradEx 104
昨年も行きましたOCADUのGradEx 104に今年も行って参りました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
(昨年の様子はこちらをご覧ください!!)
5/1から5まで開催されているこちらの展覧会はOCADUのGraduate Exhibition、つまりOntario College of Art Design Universityの卒業制作展覧会なのです♪
大学で学んだことの集大成とあって、それぞれの個性や伝えたいこと、表現したいことが全力で作品にぶつけてあり、とても見応えがありました˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚
800点もの作品の中から一部だけご紹介したいと思いますヾ(✿❛◡❛✿)ノ
こちらはグループコラボ作品。実際に存在する企業や商品を使用してキャンペーンを企画し、それを企業に実際にプレゼンテーションをするというコンペティション。
カナダの赤十字と以前こちらのブログでご紹介したお菓子、OH!HENRYが選ばれ、それぞれのグループが展示を行なっていたのですが、私が一番印象に残ったのがこちらの
Nesting Dollチーム(Kevin Valladares Doñoさん, Lana Beirutiさん, Theo Peirsonさん&Reena Feldmanさん)の作品。
どうやら応急処置商品&キャンペーン部門で最優秀に選ばれたそうです☆
応急処置に使用するアイテムにどのように使用するのか書かれているのが良いなと。
なかなか心肺蘇生等学ぶ機会がないのでやり方がわからなかったりしますが、万が一そのような場面に出くわした時でもこれならば冷静に処置出来るのではないかと思いました(*´ᴗ`*)
お次はZana Wenselさんのこちらの作品。
この黒い箱が気になり、見てみると穴を覗いてくださいと。
刺繍が施された物が入っておりました◟(∗ˊ꒵ˋ∗)◞
こういうワクワクする作品って良いですよね♪
そしてお次はこのGradEXのIllustration部門の最優秀作品、Eryn Lougheed Crowellさんの作品です。
色使いと言い、イラストと言い、彼女の個性がとても強く出ている作品だなと思いました₍₍( ´ ᵕ ` *)⁾⁾イラストと言うと額縁に入っているようなイメージが強いですが、彼女の作品のように独特な形は白い壁にとても映えて素敵ですよね!!
お次はJoong Jin Parkさんの作品。
世界地図で不眠の方をパーセンテージで色分けされているのですが、日本も1番多い赤色(30%以上が不眠)に染まっております。何となくわかりますよね(^_^;)
で、地図の下にあったこちらは何故睡眠が大事なのか説明をしているものなのですが、右上のスイッチを切ったりつけたりすると、睡眠が不足している場合、脳の記憶を整理する機能や免疫機能、認識する機能がどのようになるのかというのを視覚化されたもの。
改めて睡眠の大切さに気付かされた作品でありました!!
そして、お次のこちらのVanessa Chongさんの作品は日本人としてしっかりと作品を拝見させて頂きました。
日本人ならば誰もが知っている広島と長崎の原爆。
そのことを題材にした作品に出会うなんて思ってもみませんでした。
展示されていた冊子には原爆についての概要と写真、そしてそれぞれの作家、漫画家の方々の紹介がされておりました。
日本人にとって決して忘れてはならない悲劇をこのように海外の方が映画やアニメ作品を通して考えてくださったことに私は感動しました。
Environmental Designという建築などのデザイン部門で私が印象に残ったのはこちらのJorge Hernandez Jimenezさんの作品。
ごめんなさい。少々コンセプトの記憶が曖昧なのですが、たしか街の中に美術館的な空間を提案している作品だったと思うのですが。
美術館やアートギャラリーだと堅苦しいイメージで、興味がある方だけがいくイメージがしますよね。でも、こちらの作品のように街のビルとビルの間にそのような空間があったらたまには芸術作品を鑑賞しようかなと思った方でもふらっと気軽に立ち寄ることが出来るのでなかなかいなと思いました♪
お次はMadeline Bonkさんの作品。
ご覧の通りなのですが、ご自身で木を切ってこちらの織機を制作されたそうです(ㆆᴗㆆ)
昔家族旅行に行った際に織機体験をしたことがあるので織機を見たことはありましたが、それを自分で作っちゃうという凄さ(๑˃̵ᴗ˂̵๑)
実際に織られていたので全て手作りで出来た織物は格別でしょうね☆
お次はMaterial Art&Design部門で最優秀作品に選ばれたAyesha Babarさんの作品。
色使いが上品でおしゃれな感じで、どちらの洋服にも細かくビーズが縫いつけられており、模様もとても素敵でした◟(●˙▾˙●)◞
お次はDanielle Colemanさんの作品。
失恋した際にシンガーソングライターは曲にするのに何故画家はしないのだろうと思ったのがきっかけなのだとか。
確かに失恋した時の悲しみや怒りを曲にされている方はいますが、絵画作品としては見たことがないなとDanielleさんの作品から気付かされました。
可愛らしい色で彩られておりますが、きっとこの糸や文字で心の複雑さを表現されているのかなぁ〜なんて思いました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
9月ごろから制作を始められたとのことでしたよ!!
同じ展示室にあったこちらのHana Elmisryさんの作品。
床から天井までびっしりとキャンバスで埋め尽くされており、1つ1つ異なるので時間かかっただろうなと。
お部屋の一角がこんな風だったら素敵ですよね♪
最後にご紹介するのはFaraz Razaviさんの作品。
写真を使用したライトになっているのですが、iPadで色を好きなように変えられるようになっているそうです☆おしゃれな照明ですよね!!
そして、たまたま私が行った時間にDahae Songさんによるライヴパフォーマンスが行われていたのですが、多くの方々からじーっと見られつつ作品を完成させていくってなかなかな緊張感と圧迫感だなと思いました(笑)でも、Dahaeさんは全くそんな風に見えず淡々と作品を絵描き続けてました!!
今年ももちろん生徒の方々の作品販売が所々で行われておりましたよ♪
こちらはイラスト関連。
こちらは陶器類。
こちらはアクセサリー系。
こちらは靴下と写真には写っていないのですが洋服や水着もありました( ˙◊︎˙◞︎)◞︎
こちらは写真。
こちらは版画類。
そしてこちらはお店ではないのですが、アクセサリーを制作する工房が見学できました(●ᵔᴗᵔ●)
作品も展示されていたのですが、道具などを拝見できてなかなか興味深かったです☆
と言う訳で今年も盛り沢山な内容でありました!!
残念ながらメイン会場で足がクタクタになってしまったので、他の会場に行ける元気が残っていなかったのが悔やまれます。
しかし、海外の美術大学の学生の方々の作品を鑑賞するのはとても新鮮であり、楽しく刺激的でありました( ♥︎ᴗ♥︎ )
毎年恒例で見に行けたらいいのに。。。