imagineNATIVE
17日から21日まで開催されていたimagineNATIVEに行って参りました(๑•̀ㅂ•́)و✧
こちらのイベントは映画や作品展示などメディアアートを通して先住民族や文化の理解を深め、広めることを目的としている慈善団体によるイベントで今年で9年目になるそうです!!
私は映画とアートの鑑賞に行きました♪
17日に『Falls Around Her』という映画作品を拝見しました(•̀ᴗ•́)
アメリカ及びカナダの先住民族、オジブワ族出身の有名な歌手Maryは長年のミュージシャンとしての生活から離れ、休養と充電をするため突如故郷へ。懐かしい友人との再会をし、元の普通の自分に戻るような穏やかな日々を過ごす。しかし、そんなMaryの気持ちを無視するかのように事務所から戻ってくるよう催促の手紙が来たり、地元の人々からまた歌って欲しいと言われたりと完璧にはミュージシャンとしての自分から離れることが出来ず。そんな日々を過ごしていると不可解なことが起こるというミステリーの要素もある作品。
綺麗な自然の映像に目を奪われ、オジブワ族の文化や1人の女性のたくましさも感じられるような作品でした。
ちょうどイベントの初日ということもあり、上映前後に監督や出演者、プロデューサーなどのスタッフの方々など多くの方々が壇上に登場し、最後はQ&Aも行われました(´͈ ᗨ `͈)
こちらの作品に主演のTantoo Cardinalさんも脚本に参加していることやTantooさんの弟さんがDariene Naponse監督の提案で出演をしたこと、撮影に7年もの歳月を費やしたこと、ストームなどに見舞われ天候で大変な目にあったことなど本当に色々な話も伺え、より作品について知ることが出来てとてもいい経験になりました(◍´͈ꈊ`͈◍)
そして全て終わり出口に向かうとこちらの紙を頂きました。
そう、以前ご紹介したTIFFのようにこちらのイベントも上映作品を観客投票によって決め、最終日に発表と上映会があるのです☆
劇場の出口付近ではスタッフやボランティアの方が箱を持っていらっしゃったので、どうか『Falls Around Her』が選ばれますようにと願いながら入れました!!
そして別日に401 Richmond Buildingの中にあるアートギャラリーの作品を鑑賞しに行って来ました٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
こちらは自分たちの土地を守ろうとする団体による展示。
自分たちの故郷や住んでいる土地を他人に支配されないためにどのような活動をしているのかを紹介しておりました。
こちらはビーズでメッセージを作り、それを身に付けた写真がメインとなっているOlivia Whetungによる作品。
こちらの壁にずらりと並べてある作品。
白い正方形の布にビーズが縫い付けてあるんですよ!!
こちらはカナダ南西部にあるアルバータ州に住む先住民族のアーティストの方々による作品。
作品を通してアルバータ州の土地や生態系などが感じられる空間となっておりました。
正直、 先住民族について知る機会は学校の授業ぐらいでした。
でもこのイベントを通して"勉強"として学ぶという堅苦しい感じではなく、こうして映像やアート作品を通じて知るというのはとてもいい発想ですよね。
改めてカナダの多様性は異なる国出身の人々だけでなく先住民族も含めた多様性であるということを感じられ、よりカナダの素晴らしさを知るきっかけとなったように感じました(° ꈊ °)✧˖°