Memorial Tree

昨日はLabor dayで祝日だったカナダ 。

つまり3連休でした。

こちらでは3連休でもLong Weekendと言っていて、またまたぁ〜大袈裟な(꒪່౪̮꒪່)っと思っていたのですが、先日ふとこちらの祝日を調べた時に納得しました。

こちらの方々の方がのんび〜りと働いているイメージだったのですが、なんと!!

実際は日本より祝日が少ないのです!!

そりゃ〜3連休は貴重なLong Weekendですよね(＾_＾;)

無知でごめんなさい。

さて、本日は少し心温まる話を書きたいと思います。

以前からカナダは自然に囲まれている国だと記事に書いたと思うのですが、皆さん本当に自然を愛しています。

そのことをより感じられる出来事が先日ありました。

ある通りの道路脇に4階建て程の高さがある樹齢100年のメープルの木がありました。

そのような歴史ある大木なので木の根を保護し、空気と水が上手く循環するよう歩道の素材は柔らかい物にしてあり、今まで大切にされてきました。

しかし先月の下旬、トロントで雨と風がすごい嵐のような日がありました。

その際にその木の枝が折れたことをきっかけに木の中が空洞であることがわかったそうで、伐採をしなければならなくなりました。

伐採された後、大抵はそのままの状態で時折その前を通る時に、あーここに大木があったなぁーで終わってしまうと思います。

ですが、この街に住む方々は温かい人たちばかりでした。

なんと、間に合わせな感じではありますがその木の記念碑を作ったのです(●ᵒ̴̶̷͈᷄ᗨᵒ̴̶̷͈᷅●)

その木が立派にそびえ立っている頃の写真や花、キャンドルが備えられており、木にはメッセージが沢山書かれていました。

”あなたのことが大好きよ”

”あなたがここにいたらなぁ”

”絶対に忘れないわ” etc...

なんだかこれだけでもショートフィルムが出来そうなくらい素敵な話ですよね。

この街で人々をずっと見守ってきたからこそ、これほど多くの人々に愛されてきた木。

伐採されてしまっても、人々の心の中では立派な姿が永遠に残ることでしょう。