Spadina Museum
Spadina Museumに行って参りました!!
Spadina Avenueと言った通りにも使用されているSpadinaという単語、意味をご存知ですか??
元々はishpadinnaと言うオジブワ族の単語が変化して現在のSpadinaになったそうですが、急な丘と言った意味があるそうです!!
確かにこの美術館がある所って高くなっているので納得です( *ˊᵕˋ ) ⁾⁾
こちらの家は元々、カナダにいる日本人がお世話になっている方が多いと思われるThe Dominion Bank、通称TD Bankの創設者であり当時ガス会社の取締役でもあったJames Austin氏の自宅だったのだそう。それをJapesさんの娘さんが1983年に亡くなったことを機に翌年の1984年に美術館にすることにしたそうです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
なので、1983年までは実際に住まわれていたそうですよ♪
中に入るとこのような表示があり、階段を降りていくと受付があります!!
中はガイドツアーのみとなっており、下の写真の部屋で15分映像を観た後に階段を上って3階までガイドの方に案内して頂けます(ง ⁎⁍̴̛ ᴗ⁍̴̛⁎ )ว
こちらは正面玄関を入って直ぐにある応接間。
壁紙とカーテンはレプリカですが、その他の家具やカーペットはAustin家族が当時しようしていた本物が展示されており、家具の位置も当時の写真を見て再現されているとのこと٩(●˙▿˙●)۶
でも、レプリカのカーテンや壁紙も当時の写真から色や材質など同じ物を探して使用しているほど再現度は高くしてあるんだそうですよ♪
こだわりの凄さに感動です☆
こちらのお部屋はホールスペース。
ピアノが置いてあったのですが、どうやらこちらではパーティーが当時開かれていたそうです\( ・ᴗ・ )
よくよく見ると椅子の足にキャスターが付いているのですが、それは家具を動かしてここで皆さんがダンスをするためだったからだそう。
家具からも当時の文化を知ることが出来るなんてとても興味深いですよね!!
そしてこのお隣にこのスペースがあったのですが、ここで楽器の奏者が演奏をしお隣で皆さんダンスを踊るというのがパーティーの時の定番だったそうです♪
こちらのスペースは夏は窓を開けると風通しが良いので涼しく、冬は窓の直ぐ下に暖房器具があるのでとても暖かくなるようになっている仕組みなのだそうですよ◟(ˊ꒵ˋ∗)◜∗.♪
お天気のいい日は日差しが入って明るいのでガイドさんはお気に入りのスペースだとおっしゃっておりました☆
そしてお部屋にあった照明。
こちらは電気ではなくガスで明かりがつくようになっているのだそうです!!
Jamesさんがガス会社のトップだったこともあり、ガスにこだわったのではないかとガイドの方がおっしゃっておりました(◍•ᴗ•◍)ゝ
そしてこちらはダイニング。
正面の女性の肖像画があるのわかりますでしょうか。こちらが奥様だそうです!!
右の肖像画は息子さんなのだそうですが、病で24歳という若さで亡くなってしまい、家族が彼を大切に想う気持ちがあるからこそこちらにかけられているとのことでした。
こちらのお部屋はたしか書斎だったような(笑)
真ん中の照明の下のものはラジオだそうで、テレビのなかった当時はこれで情報を得たり音楽を楽しまれていたのだそうですよ♪
こちらはご覧の通り、ビリヤードをやるお部屋です☆
照明と壁に吊るされているのは石を動かすことでスコアをわかるようにしてあるのだとか!!発想が面白いですよね(◍•ᗜ•́)✧
こちらの壁の上がとてもお洒落になっているのですが、奥様のこだわりでCanadian Germanのアーティストが描いたものなのだとか☆
どうやら奥様が家の壁紙や家具などを決めたりしていたそうですよ!!
そしてこちらはキッチン。
右の黒い方が昔のコンロやオーブンで左が新しい物だそう。なのでどちらかと言うと左の方がよく使用されていて右は予備的な感じだったのだとか。
こちらにも当時の再現がされているのですが、戸棚に入っている食品の缶詰。
どうやら美術館にするに当たりオークションで当時の物を買い集めたのだそうですよ(⁎˃ᴗ˂⁎)
近くで見るとレトロな感じがとても可愛かったです(*ꈿ⌄ꈿ)-♡
そしてキッチンと言えば冷蔵庫ですが、こちらが当時の冷蔵庫です!!
上の部分に氷を入れて冷気が下に降りてくる仕組みを利用した冷蔵庫だそうです。
週に一度氷屋さんが来て、大きな塊の氷を外にある氷を入れる扉からこの上の部分に入れていたのだとか。お肉は左側に扉があり、その中で吊るして保存されていたそうです!!
こちらは鉄琴なのですが、2階の廊下に置かれておりました。
ご飯の時間や電話が掛かってきた家族にお知らせをする際に使用されていたとのことです♪
用途によってメロディーが使い分けられていたようですよ!!
母親の『ご飯よぉ〜』が鉄琴のメロディーだなんてお洒落ですよね(●❛▿❛●)
こちらは廊下のような細いスペースになっていたのですが、子供達に本を読み聞かせたりするスペースとして使用されていたのだとか。
この広さと言い、日差しの入り具合からしてとても落ち着くスペースですよね♪
そしてこちらはバスルーム。
当時はお湯が出る設備の関係で外にバスルームがあるお家が多かったそうですが、こちらのご家族は裕福だったため現代のように室内にあったそう。
こちらはベッドルームです。
カナダの職人の方が製作されたベッドだそうです!!サイズ的に170cmの方には窮屈に感じられるのではないかと思うほど小さめのサイズでしたι(˙◁˙ )/
こちらは家政婦の方のお部屋。
運転手の方等男性のスタッフの方は離れで暮らしていたのだそうです!!
こちらは談話室。
こちらのお部屋は3階にあったのですが、この建物で唯一3階だけは当時の壁紙が使用されているとのことで、写真を撮りました☆
それがこちら。
日当たり加減で色が薄くなっている所や濃い所があり、当時の色と時を経た色を比較できたのが面白かったです(..◜ᴗ◝..)
でも何と言ってもお洒落ですよね!!
そして1~3階全ての案内が終わり45分間のガイドが終了し、地下の受付の奥のスペースの特別展はガイドなしで自由に見られるとのことでした!!
この美術館の私が一番好きな所は裏庭です( ♥︎ᴗ♥︎ )
今の時期、チューリップなどの花が様々な色で他の忘れな草や睡蓮などと一緒に植えてありとても綺麗でした☆
そして奥に行くとこのような広場になっており、犬の散歩に来ている方や友人とベンチや木下でのんびり過ごされている方々がいらっしゃいましたよ♪
有名な観光スポット、カーサ ロマの直ぐ裏にあるので、是非行ってみて
くださいね(●ᵔᴗᵔ●)